~市内の販売所で先行発売。同時にいなり寿司と生米パンも開発・販売~
地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、社長執行役員:山田健介、以下 当社)は、今年度より全国各地で新しい地場産品の開発に取り組んでいます。
今回、開発・発売を開始した商品は、宮城県岩沼市で生産されている多種のお米を使った塩むすびといなり寿司、そして生米パンです。まずは先行して11月23日(土・祝)より市内の竹駒神社境内にある「たけこま市場」での販売を開始し、その後、岩沼市のふるさと納税返礼品として登録しました。たけこま市場ではそれぞれ単品で販売され、店内のイートインコーナーで食べることができます。また、ふるさと納税では塩むすび5種、お稲荷3種の食べ比べセットとして登録、自分好みのお米を見つけるサポートができればと企画・開発しました。
当社では、「商品開発が地域を元気にするきっかけになれば」との想いから、自治体や地域の事業者と一体となって、新しい地場産品の開発に取り組んでいます。
岩沼市の産品を使った新しい商品の開発。まずは市内産のお米を活用し、購入や寄附促進を目指した「塩むすび食べ比べ」を企画。
当社は岩沼市のふるさと納税業務を2015年度からサポートしています。岩沼市と関係を深める中で、昨年12月頃、当社岩沼市担当から商品開発部に対して市産の生産物を活用した商品開発の相談がありました。本年2月には宮城県名亘地場産業振興協議会*¹が地域内の地場産業の成長及び活性化に繋げることを目的に『名亘地場産業振興協議会 人材育成研修』を岩沼市で開催、当社商品開発部長が登壇し、商品開発の意義やポイントなどを講演しました。
その後、当日の話を聞いた農業組合法人志賀(宮城県岩沼市)より同社で生産している7種の米を使った商品開発について相談を受けました。多種のお米を活かし、さらに生産者の販売拡大につながる商品を検討していた中で、「お米本来の味がわかれば消費者が自分好みのお米を見つけるきっかけになり、その後の米の購入・寄附に繋がっていくのではないか」と「塩むすび食べ比べ」を検討することになりました。「塩むすび」はコンビニなどでも人気商品ですが返礼品としては事例が少なく、また、消費者にとっては米を炊くという手間もかからず、気軽に食べ比べできるという利点もあり、本格的に開発を進めました。試作を重ね、7種の米の中で塩むすびに適した5種を選定し、商品化が決定しました。
また、たけこま市場での販売が決定し、塩むすびに合わせて、稲荷神社にちなんだいなり寿司も開発することとなりました。こちらも酢飯に合うお米を3種選定し、商品化しました。合わせて当社が取り組む「生米パン構想」*²の1つとして、岩沼市産のササニシキと金のいぶきを使用した「生米パン」の開発も行いました。
*¹:宮城県県南浜街道地域の活性化を目的に県南沿岸2市2町(名取市・岩沼市・亘理町・山元町)で構成された協議会
*²:米農家の応援のため、米本来の味を感じ、米の新たな魅力を発信するための取り組み
日本三稲荷のひとつに数えられる竹駒神社内の販売所で先行販売。イートインスペースで食べ比べも可能。
販売場所は、ふるさと納税以外に市内の有名な観光地である竹駒神社内の「たけこま市場」での販売が決定しました。同所は2022年9月にオープンした飲食・観光物産店で、店内にはイートインスペースもあります。
そして、塩むすび5種、お稲荷3種、生米パン2種が11月23日(土・祝)より、たけこま市場で先行販売を開始し、イートインスペースで食べることも可能です。発売以来、竹駒神社への参拝客や地元の方に喜んでいただいています。年末年始には初詣などで多くの参拝客が訪れることが予想され、年間約180万人が参拝する神社内の販売所であるため、今後の販売にも期待しています。
■販売価格
①宮城県岩沼市産米で作った生米パン(1本200g)ササニシキ・ササニシキ&金のいぶき:各1,000円
②塩むすび(1個80g)ひとめぼれ・つや姫・だて正夢・つきあかり・金のいぶき:各230円
③お稲荷(1個50g×2個)ササニシキ・だて正夢・金のいぶき:各350円
“自分好みのお米が見つかる!”食べ比べセットをふるさと納税返礼品に。
生米パンは11月25日(月)に、塩むすびとお稲荷は12月5日(木)に岩沼市のふるさと納税返礼品として登録しました。それぞれ食べ比べセットになっており、生米パンはササニシキのみとササニシキ&金のいぶきのブレンド、塩むすびはひとめぼれ・つや姫・だて正夢・つきあかり・金のいぶきの5種の詰合せ、お稲荷はササニシキ・だて正夢・金のいぶきの3種の詰合せとなっています。楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび他複数サイトで寄附を受け付けています。塩むすびの寄附者にはそれぞれのお米の説明を記載したパンフレットを同封し、違いが分かりやすいよう工夫しました。
12月はふるさと納税の寄附のピーク月です。特に25日以降は寄附が集中します。本返礼品を通じて、岩沼市を知ってもらい、市で作るお米の良さを感じてもらい、市の魅力発信を行うことによって、生産者の売上拡大につながることを期待しています。
■返礼品名と最低寄附金額
①宮城県岩沼市産米で作った生米パン4本セット(200g×4):14,000円
②塩むすび5種12個入り(ひとめぼれ80g/個×3個、つや姫80g/個×3個、だて正夢80g/個×2個、つきあかり80g/個×2個、金のいぶき80g/個×2個):11,000円
③お稲荷 岩沼市産お稲荷3種詰合せ 1袋2個入×9袋(計18個入):12,000円
■岩沼市ふるさと納税寄附サイト(一例)
楽天ふるさと納税岩沼市ページ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/f042111-iwanuma/
ふるさとチョイス岩沼市ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/04211
ふるなび岩沼市ページ:https://furunavi.jp/Municipal/Product/Search?municipalid=261
自治体や事業者の声に耳を傾け、彼らと共創した新たな商品を開発。
当社では、ふるさと納税のサポート業務に加え、地域の特性を活かした課題解決型の「商品開発」を行うため、本年1月に商品開発部を発足し、本格始動しました。現在、全国50以上の自治体で100アイテム以上の商品開発に取り組んでいます。全国の各自治体の状況や事業者の課題に合わせ、地域資源を活かした新しい地場産品を開発するだけでなく、地域の特徴をコーディネイトし、地域のブランディングを行っていきます。
当社が開発する商品は、地域の生産者の原材料を活用して製造するとともに、地域の事業者の商品とのコラボレーションなどによる地域ならではの“物語”を生み出し、事業者の企業活動の活性化や地域のブランディングをサポートしています。また、ふるさと納税の返礼品としての登録だけでなく、新たな販路開拓もサポートしています。地域のヒト・モノを巻き込んだ商品開発によって、地域を象徴する商品を共に創り上げることで、地域の人々のやる気を引き出し、その結果として生産者の増加や地域の食文化の保護にも貢献できると考えています。新しい地場産品の開発が地域ににぎわいを生み、町を元気にするきっかけとなることを目指し、商品開発部メンバー一同、誇りを持って取り組んでいます。
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