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TOP arrow_forward_ios NEWS arrow_forward_ios 2025.03.19

“防災食の地産地消”を実現。 北海道赤平市産「ゆめぴりか」を使用した『アルファ化米』が市の備蓄食に採択。

防災の備蓄米として2,400袋を契約

地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、社長執行役員:山田健介、以下「当社」)は、北海道赤平市(以下「赤平市」)産「ゆめぴりか」を使った備蓄食品『アルファ化米』*を開発しました。地元の方が災害時に食べ慣れた味を楽しめるようにとの想いから開発を進め、この度、『北海道赤平市産ゆめぴりか使用! 五目ごはん 100g』2,400袋が赤平市の備蓄食に採択されました。

当社では、「商品開発を通じて地域を元気にするきっかけになれば」との考えのもと、自治体や地域の事業者と協力し、新しい地場産品の開発に取り組んでいます。地域の方々が平常時だけでなく、さまざまな状況で活用できる、安心感や誇りにつながる商品づくりを目指しています。

 

*アルファ化米:炊飯したごはんを温風で乾燥させた「乾燥米飯」で、お湯や水を加えるとまるで炊きたてのような食感とおいしさのご飯を食べることができる。

 

昨年末に上市した赤平市産「ゆめぴりか」使用の『アルファ化米』は、ふるさと納税でも高評価を獲得。

本商品の開発は昨年8月にスタートしました。「赤平市が保存食を検討している」という情報をもとに、市内事業者の活性化や地域の魅力発信につながると考え、赤平市産の米を使ったアルファ化米の製造を決定しました。さらに、地元の方が災害時にも馴染みのある味を食べられることで、安心感を提供できると考えました。

昨年12月末には赤平市のふるさと納税返礼品として登録され、1週間で予想を超える寄附を集めました。「ゆめぴりか」は大粒で甘みが強く、冷めても美味しいことから、アルファ化米との相性も非常に良いと評価されました。

 

地産地消の防災食”として市職員からも好評。

商品開発にあたり、赤平市職員による試食会を実施し、「想像以上に美味しい」「日常でも食べたい」といった高評価をいただきました。また、「地産地消の防災食を考える機会がなかったのでありがたい」との意見もありました。

さらに、元自衛隊員の総務課職員からは「災害時の炊き出しを何度も経験してきたが、ここまで美味しい非常食は嬉しい。しかも地元のお米なら、販売されたら買わないわけにはいかない」との声が寄せられました。

本品は、赤平市の防災備蓄食として2,400袋が契約され、3月中に納品予定です。今後はさらに味のバリエーションを増やし、非常時でも美味しく飽きずに食べられる商品へと進化させていく計画です。

 

<赤平市のコメント>

当市としては、地元食材を取り入れた非常食は初めてとなります。今回は「五目ごはん」の開発を依頼して試食会でも赤平産米の味わいから完成度の高さを感じました。避難した市民の方々に地元食材を使用した非常食の提供を通して、少しでも希望を見出す契機になればと考えております。

 

地域資源を活かした商品開発で地域の活性化へ。

当社は、ふるさと納税のサポート業務に加え、地域の特性を活かした課題解決型の商品開発を行っています。現在、全国50以上の自治体と連携し、100アイテム以上の商品を開発しています。

地域資源を活かした新しい地場産品の開発だけでなく、地域のブランド化や販路開拓の支援も行い、地域の活性化に貢献しています。地元の生産者の原材料を活用した商品づくりや、地域の事業者とのコラボレーションを通じて、地域ならではの”物語”を生み出し、事業者の活動の活性化や地域ブランドの強化を支援しています。

地域のヒト・モノを巻き込んだ商品開発によって、地域を象徴する商品を生み出し、人々のやる気を引き出すことで、生産者の増加や地域の食文化の保護にも貢献できると考えています。新しい地場産品の開発を通じて、地域のにぎわいを生み出し、町を元気にするきっかけをつくることを目指し、商品開発部メンバー一同、誇りを持って取り組んでいます。

 

【北海道赤平市】

赤平市役所:〒079-1192 北海道赤平市泉町4丁目1番地

市長:畠山 渉

URL:https://www.city.akabira.hokkaido.jp/

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