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TOP arrow_forward_ios NEWS arrow_forward_ios 2023.03.23

産学連携で開発。かむ力や飲み込む力が弱くなった高齢者向け本格フレンチ「スプーン一杯の幸せ」、秋田県にかほ市の返礼品に新登場。 ~食事に制限を受けている方にも食べること、おいしいと感じることの幸せを~

全国約250の自治体にふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、代表執行役社長:山田健介、以下 当社)は、当社がサポートする秋田県にかほ市(市長:市川雄次、以下 にかほ市)と協力し、新規返礼品の開発から寄附受付までの事業者支援を行いました。

今回新たに登場する返礼品はにかほ市内のフレンチレストランRemède nikaho (レメデ ニカホ)が中心に県内の短大や介護事業者などと産学連携で開発した高齢者向けフレンチ「スプーン一杯の幸せ」。かむ力や飲み込む力が弱くなった方に対しても、食べること、おいしいと感じることの幸せを全国にお届けします。高齢者向けフレンチの返礼品は全国的にも珍しく、地元産食材をふんだんに使用して食べやすく、安心して味わっていただけます。また、味についても、2月28日に開催した発表会で高評価をいただきました。

当社も、この返礼品をきっかけに全国の人ににかほ市を知ってもらい、にかほ市の良さを感じていただけるよう、市や事業者と協力してPRを強化してまいります。

 

家族一緒に食卓を囲む幸せを届けたい。おいしいものをおいしいと感じてもらう時間を提供したい。そんな想いがこもった返礼品が3月に新登場。

今回の返礼品は、にかほ市の企業が集まり食の魅力をPRする団体協同組合ニカホノサキが聖霊女子短期大学(秋田市)や介護事業者などと共同で開発した高齢者向け本格フレンチです。高齢者向けフレンチの返礼品は全国でも珍しいものとなっています。

開発のきっかけは、ニカホノサキに参加するRemède nikaho (レメデ ニカホ)のオーナーシェフである渡邊健一さんの子どもの頃の原体験につながります。渡辺さんが子どもの頃、祖母が歯が弱く、レストランに行く度にやわらかいものはあるか、と都度聞いていたことが強く印象に残っていました。その後、料理人になってから高齢者の料理を監修する機会があり、料理人として自分に何ができるかを考えるようになりました。渡邊さんの「飲み込みが悪くなってしまった方でも味覚がある限りは、 おいしいもの、体が喜ぶものを食べるという権利がある。」という想いから始まった「高齢者向けフレンチ スプーン一杯の幸せプロジェクト」。渡辺さんがレシピを考え、聖霊女子短期大の教員と学生が栄養バランス面から助言を行い、試作品を高齢者施設で合計3回提供し、いただいた意見も反映させ、現在の商品が完成しました。

食事に制限を受けている方にも「食べること、おいしいと感じることの幸せを届けたい」と、地元産食材を使用して高齢者でも食べやすく体に優しい本格フレンチを開発しました。

高齢者向けの料理だと、どうしても家族でごはんを囲む際に、祖父母だけが違う料理になってしまう傾向にあります。フレンチにすることで、子どもから祖父母まで、皆が一緒に同じ食事を囲んで楽しんでもらいたいとの考えから、2人前のセットでの提供としています。

返礼品としては、フルコースセットの他に単品としてスープ、テリーヌ、メインの鶏肉のヴァレドージュ風の4件を登録。3月22日(水)より各ポータルサイトで順次公開し、寄附受付を開始します。返礼品登録にあたっては、にかほ市と協力し、全国で培った当社のノウハウを十分に生かし、全面的にサポートしました。

 

■返礼品概要

◇返礼品名と寄附金額:

①世代を超えて楽しめる「スプーン一杯の幸せ」フルコースセット 30,000円

②世代を超えて楽しめる「スプーン一杯の幸せ」たまねぎスープ 5,100円

③世代を超えて楽しめる「スプーン一杯の幸せ」白身魚のテリーヌ 10,100円

④世代を超えて楽しめる「スプーン一杯の幸せ」鶏肉のヴァレドージュ風 (リンゴと一緒に煮込んだ鶏肉) 10,000円

◇事業者名:協同組合ニカホノサキ

◇寄附受付開始:2023年3月22日(水)より順次公開

◇掲載ふるさと納税サイト:楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、セゾンのふるさと納税、マイナビのふるさと納税、JREMALLふるさと納税、ANAのふるさと納税、ふるさとプレミアム、ふるさと百選、auPayのふるさと納税、ふるさと本舗、ふるさと納税ニッポン!、Qoo10、JALのふるさと納税、東急パレット、47CLUB、ふるラボ、ふるさとぷらす

<にかほ市ふるさと納税担当者の想い>

本返礼品は、“返礼品をお送りする”というふるさと納税の枠を超え、行政の本質である福祉や社会貢献の側面も含まれており、このような返礼品は初めてで、担当者としても魅力を感じます。にかほ市のふるさと納税を通じて、受け取った方、お送りした方、当方それぞれが幸せを感じていただければと思います。

<レメデニカホ渡邊シェフの想い>

プロジェクト名「スプーン一杯の幸せ」は、赤ちゃんも「美味しい」はスプーン1杯から始まります。高齢になってもスプーン1杯の美味しさで幸せを感じられる食事を楽しんでもらえればと考えました。一般家庭で高齢なおじいちゃん・おばあちゃんに対してどんな食事を出していいかわからないという方にも、今回の料理は特別な日などに、家族みんなが一緒に食べられる料理を意識して作りました。ぜひ、家族で食卓を囲んでいただければと思います。

 

発表会では、味、見た目、食感、全てが大好評。施設での提供も検討。

2月28日(火)、ホテルメトロポリタン秋田(秋田市)でメディア関係者、中小企業団体、各自治体の福祉課関係の部署の方々など約60名を招待し、高齢者向け本格フレンチ「スプーン一杯の幸せ」の発表会を開催し、来場者に試食いただきました。参加者たちは、見た目はもとより、その味やシェフこだわりの食感などに高評価をしていました。

本品の開発にあたりシェフが特にこだわった食感は柔らかさの質。ただ柔らかくするだけでは、高齢な方は飲み込むことができないので適度な硬さが必要なことも専門の方や、高齢者の方からのアンケートで知り、フレンチなどの技法をフルに活用して、納得のいくところまで持っていくのが一番苦労された点だったそうです。ただ刻むだけではなく、うまみを残したまま柔らかい食感を実現した点への評価が高かったのが印象的でした。

福祉関係の方々は、自分の働く施設で提供できるか確認されていました。別の参加者の中は「自分の祖父母でも楽しんで食べれそう!」や「祖父母と一緒に自分自身も食べたい!」などとおっしゃっていただける方もいらっしゃいました。ふるさと納税によって、家族に笑顔が広がることを願っています。

 

【秋田県にかほ市】

にかほ市役所:〒018-0192 秋田県にかほ市象潟町字浜ノ田1

市長:市川 雄次

面積:約241.13平方キロメートル

人口:22,958人(2023年2月現在)

世帯数:9,388世帯(2023年2月現在)

URL:https://www.city.nikaho.akita.jp/

 

【協同組合ニカホノサキ】

設立:2021年7月

Team:

國重 咲季( 地域おこし協力隊※設立当時)

佐藤 玲( 佐藤勘六商店※いちじく加工業)

齋藤 雅昭( 株式会社 飛良泉本舗※日本酒蔵)

渡邊 健一( 株式会社Delectable※フレンチレストラン シェフ)

村上 清香( 株式会社Delectable※フレンチレストラン ソムリエ)

事業内容:イベント企画、商品企画、製造販売など

URL:https://nikahonosaki.studio.site/

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】

担当:見原(みはら)

電話番号:03-6402-7614

e-mail:service-info@redhorse.co.jp

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