ニュース：横須賀の刑務所生まれの洗濯石けん「ブルースティック」が横須賀市のふるさと納税返礼品に登場。

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ニュースリリースふるさと納税ふるさと納税支援 2023.06.12 UP

～受刑者の社会復帰を応援する返礼品開発においてレッドホースコーポレーションが事業者支援を行いました～

　全国約250の自治体にふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーション株式会社（本社：東京都墨田区、代表執行役社長：山田健介、以下　当社）は、当社がサポートする神奈川県横須賀市（市長：上地克明、以下横須賀市）が、6月7日（水）より寄附受付を開始した新規返礼品に関して、返礼品に関するアドバイスから登録までの事業者支援を行いました。登録後も寄附拡大に向けて引き続き支援していきます。

　本返礼品は横須賀の刑務所内の工場で受刑者が更生のための刑務作業で作った洗濯石けん「ブルースティック」で、ふるさと納税を通じて受刑者の円滑な社会復帰のサポートを目指しています。

寄附者の声がきっかけで生まれた返礼品。受刑者が社会復帰を目指して1つ1つ丁寧に手作りする洗濯石けん「ブルースティック」

　ブルースティック*は、横浜刑務所横須賀刑務支所の受刑者が製造、包装、出荷まで手作業で行っている洗濯石けんです。横須賀刑務支所の石けん製造工場は、全国の刑事施設で唯一、品質マネジメントの国際規格「ISO9001」の認証を取得しています。それは、刑務作業及び刑務所作業製品に対するイメージアップや社会的信頼を確保し、さらに購入者や寄附者の方に喜ばれる高品質な石けん製品を提供するためです。

　現在、刑務所作業製品(通称「CAPIC」)の公式店舗や公式サイト、イベントなどで販売されており、購入者たちからも高い評価を受けています。特に石けんを購入することで、彼らの社会復帰への支援につながるという点が、多くの人から支持されています。

　寄附者の方からも「ぜひ返礼品として取り扱ってほしい」という声をいただいており、また、横須賀市としても、ふるさと納税の返礼品として生活関連品を充実させたいという思いがありました。当社、横須賀市、事業者とともに具体的な内容を相談しながら、6月７日（水）より寄附受付を開始するに至りました。返礼品としての開発にあたっては、自身も幼少期よりブルースティックを愛用していた当社担当者が、ふるさと納税支援教務で培った経験とノウハウを生かして、寄附の集まりやすい価格帯や寄附者にとって魅力的なセット内容、紹介文などについてアドバイスしました。

<横須賀市ふるさと納税担当者の本返礼品にかける想い>

　寄附者からも返礼品にできないかとの声をいただき、実現した返礼品です。

　横須賀市では、ふるさと納税を通じて地域の特産品や観光資源を全国にPRすることで、地域経済の活性化を目指しています。今回、返礼品に追加したブルースティックは刑務所内の工場で生産され、社会復帰支援という社会的使命を果たしながら、高品質な製品を生産していることが特徴です。横須賀市は、このような社会的意義のある商品を返礼品として提供することで、ふるさと納税を通じた社会貢献を実現したいと考えています。

＜公益財団法⼈矯正協会の本返礼品にかける想い＞

　大正1 5年、横浜刑務所で始まった石けん作りは、平成9年から横須賀刑務支所へ受け継がれ、返礼品に採用して頂いたことで、より多くの方に知って頂けるきっかけとなることを期待しています。また、同品を通して地域社会との円滑な関係の構築や刑務作業の充実など、受刑者の再犯防止に向けた取組を一層推進していきたいと考えています。

<当社担当者の想い>

　昨年末、自治体とともに商談に伺い実現した商品となります。実際に自分自身も幼いころブルースティックを使用したことがあり、横須賀市の返礼品としてより多くの人に知っていただくきっかけに携われたことが嬉しく思います。

　観光地のイメージが強い横須賀市ですが、今後も地元取組みをさらにPRしていき、寄附・地域貢献に繋がるよう協業していきます。

■返礼品概要

◇返礼品名：ブルースティック詰め合わせセット

◇寄附金額：12,000円

◇セット内容：