~9月25日、約2ヶ月間の活動や成果を報告~
地域創生を主幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、社長執行役員:山田健介、以下 当社)は、弘前市・弘前大学・HLS弘前が協働して取り組む「まちなかキャンパスプロジェクト」に初めて参加し、弘前大学の4名の学生を受け入れました。
本プロジェクトは、学生たちが8~9月の約2ヶ月に渡って、参加企業が準備したテーマに沿って活動し、その活動や成果を関係者及び一般の方の前で発表するというものです。当社からは『応援したいまち弘前へ!弘前市のふるさと納税の返礼品新規開拓プロジェクト!』というテーマで、共に取り組む学生を募集しました。
9月25日(水)、HLS弘前にて参加学生13名がそれぞれの成果を出席者の前で報告しました。今回、当社がサポートした4名の学生が開拓した弘前市のふるさと納税返礼品は、来年1月を目処に寄附受付を開始する予定です。
10年後の弘前を引っ張っていく人材を育成するプログラム「まちなかキャンパスプロジェクト」。2024夏のプロジェクトに初参加。
「まちなかキャンパスプロジェクト」は2018年からHeart Lighting Station弘前(運営:株式会社まちなかキャンパス、以下 HLS弘前)が取り組む「10年後の弘前を引っ張っていく人材を育成する」プログラムで、弘前市・弘前大学と協働して夏と冬の年2回、実施しています。当社は昨年11月、コラーニングスペース『HLS弘前』にオフィスを構え、弘前市のふるさと納税を通じた地域活性化に取り組んでいます。HLS弘前より本プロジェクトの提案を受け、2024夏のプロジェクトに初参加しました。
本プロジェクトは、主に弘前市内の大学の学生を対象にそれぞれが大学で学んでいる専門性を活かしてより実践的な活動をし、各事業者が抱える課題の解決に取り組むインターンシッププログラムです。弘前大学人文社会科学部の講義「インターンシップA」を履修する学生は、10日以上かつ60時間以上の活動で単位を取得できます。今回は、当社を含む企業5社と大学生13名が参加し、8月から9月の約2ヶ月間、それぞれの課題に取り組みました。
4名の大学生が返礼品の開拓及びPR画像の改修に取り組む。弘前の魅力を発信でき、自ら寄附したいと感じる商品を開拓。
今回、当社の掲げるテーマ『応援したいまち弘前へ!弘前市のふるさと納税の返礼品新規開拓プロジェクト!』に取り組んだのは、弘前大学人文社会科学部3年生4名です。「弘前市や青森県の地域創生に貢献していきたい」「将来的にも弘前で就職して自分が好きな育った街の存続に少しでも貢献していきたい」などの想いを持って参加しました。学生たちは8月7日(水)に当社と顔合わせを行い、その後約2ヶ月間、オフラインやオンラインでの1~2週に1回のミーティングを重ねながら企画を進めました。
学生たちはふるさと納税の理解を深め、調査を行った上でターゲット商品のピックアップや事業者への出品提案、出品内容・掲載情報の整理、デザイン指示など、一連の流れを担当しました。「自分たちが返礼品として欲しい商品」や「弘前の魅力を発信できる商品」などを時にはみんなで話をしながら、時には自身で調べながらピックアップしていきました。その後、実際に事業者に登録の交渉に訪問するなど約2ヶ月間の活動の結果、彼らが選んだのは次の3点です。また、今回、2ヶ月という短時間のため新たなコト消費返礼品の開拓には至りませんでしたが、担当の学生は既存の返礼品のPR画像について改修を行い、弘前市のアピールとともに寄附拡大を狙うことになりました。
■弘前の伝統工芸を広めたい
弘前の伝統工芸である「こぎん刺し」に着目し、若者から高齢者まで幅広い寄附者層に対応できるよう、既存事業者以外の「こぎん刺し」事業者を開拓。ラインナップの充実を図った。
■弘前の象徴である「りんご」を生果以外で
弘前市といえば「りんご」。実家がりんご農家の学生が生果ではない「りんご」の新しい返礼品を開拓。木工細工「ブナコ」のPetit RINGO(りんごの小物入れ)。
■弘前の日本酒を広めたい
弘前市には酒蔵が多いが日本酒の返礼品は少ない。弘前の日本酒をもっと知ってもらうために自分たちの大学も共同研究に携わった「あおもりテロワール酒 杜來」を登録へ。
■弘前に来てまちを楽しんでほしい
大学のゼミでローカル線の利用者を増やす研究をしている学生が、ふるさと納税を通じて弘前に来て欲しいとの想いから、弘前城共通入場券のPR画像を改修。撮影も自らが担当。
インターンシップを終えた学生からは「今回の活動を経て、弘前地域の新規事業・試みに対して好意的で力を貸してくださるところが多いと感じた。今回の活動で得た経験は非常に有益だったと感じ、参加して良かったと思う」「弘前出身の自分でも知らなかった地場産品を知ることで、魅力を再発見することができた」などの感想をいただきました。学生たちにとって、この2ヶ月間は、非常に充実した、貴重な時間であったようです。
本プロジェクトを通じて、学生たちが弘前市やふるさと納税に今よりもさらに興味を持ち、弘前市の未来を引っ張っていく人材になってくれればと願います。当社は今後もこのような活動に積極的に参加し、弘前市の活性化に取り組んでいきます。
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